骨粗鬆症認定医とは

日本骨粗鬆症学会が認定している認定医です。 骨粗鬆症学会認定認定医です。

専門医ではなく、認定医です。特に認定医をとったからといって特別な処方ができるとか加算がとれるとかはありません。

ただし予防医学の重要性や診療報酬改定の流れをみると今後、骨粗鬆症認定医が加算など特別な資格となる可能性はありえるとおもいます。

取得難易度は

いわゆる1階部分の専門医取得に比べれば楽ですが、そこそこめんどくさいです。

わたくしは日本整形外科学会認定のリウマチ医やリハビリ医など取得しましたが、それよりは取得は各段に大変です。

資格要件は

1 専門医であること
2 過去3回の骨粗鬆症学会に1回出席していること
3 5年以内に骨粗鬆症学会での発表or論文があること
4 骨粗鬆症学会費を3年間納めていること

厳密には資格要綱にはもっと細かくかいてありますが、実際で必要な部分はこの4つです。

専門医は整形外科であれ、内科であれほとんどの方が満たすから問題ないでしょう。

骨粗鬆症学会での3年間の納付も時間が解決するので問題ありません。最短で取得したい場合は、専門医を受ける年の前の年から骨粗鬆症学会に入会すれば専門医をとった翌年には受験できます。

すこし面倒なのが、骨粗鬆症学会での発表or論文ですね。骨粗鬆症学会での発表をみたせば、必然的に骨粗鬆症学会に出席することになるので、実際のハードルとなるのは骨粗鬆症学会での発表のみといえるでしょう

つまり骨粗鬆症学会での発表(or論文)さえクリアできれば、骨粗鬆症認定医の申請資格はとれるといえます。

資格を満たしたら

資格をみたしたあとは、いろいろ申請の書類はありますが主に問題となるのは2つです

1 症例提示
2 試験

症例提示

症例は10症例の提示となります。

こちらは、そこまで大変ではありませんが、普通に骨粗鬆症診療をしている方であれば症例集めに困ることはないと思います。

ただし、原発性骨粗鬆症だけではだめなので、男性骨粗鬆症やステロイド性骨粗鬆症などいくらかのバリエーションを用意しておく必要があります。

しかし、普通に骨粗鬆症診療をしていれば困るほどの症例バリエーションはないので安心してください。

10症例は半日-1日程度あれば、十分埋められる程度です。

試験

試験は3月末におこなわれます。

試験範囲はその時により異なると思いますが、骨粗鬆症学会のHPに記載されます。

ちなみに今回は

1 ガイドライン(100ページ以上)
2 学会誌の総説(合計10-20ページくらい)

でした。 試験範囲はそれなりにvolumeはありますが専門医試験や今までの学生のころの試験に比べれば、そこまで多すぎるほどではないという印象です。

試験内容

試験は90分で50問です。

5択のうち1問を選ぶ形式です。複雑なmultiple choiceなどはありません。

時間は正直結構あまります。はやいひとは30分ほどで試験を終えていました。

難易度はガイドラインをしっかり目を通していれば問題なく解けるような内容でした。あまりひねったような問題は少なく、素直にとけばよいという印象です。

合格率

合格点は発表されないため合格率は不明です。
試験自体は3月におこなわれ、発表は5月に行われます。

勉強時間

勉強時間は最小限の努力で受かりたい人は1週間程度でガイドラインを2週くらい目を通せば受かると思います。

きちんと勉強したい人は、臨床とも並行しながらの勉強になるとおもうので1-2か月ほどかけてちまちまやる方が無難だと思います。

勉強自体は、知識の確認になるため多くやる分には問題ないと思います。

まとめ

骨粗鬆症認定医についてまとめました。

試験をうけるためには、学会入会・学会での発表が必要になります。(その他ややめんどくさい書類などはあり)

試験は主にガイドラインに沿って出題されます。難易度は高くないが、出題範囲も広く、最低限の試験勉強は必要です

骨粗鬆症患者は増えており、また未治療の患者も多いことから今後必要とされる資格ではあると思います。

興味のある方ぜひ検討してみてください。