今日は初期研修のマッチングについてすこしお話しようと思います。
初期研修は2年間で、自分の希望科にかかわらず色々な診療科をローテートする制度です。基本的に初期研修医中は、バイトや外勤は禁止なので自分の所属している病院でずっとはたらくことになります。
行き先は大きく分けて
1大学病院
2 市中病院
のふたつに分かれるとおもいます。
まず大学病院のメリットは
1 診療科が揃っている
2 沢山の指導医と出会える
3 後期研修で大学病院を考えてる人は人間関係や就職に有利
大学病院のデメリットは
1 手技が少ない
2 自分の出身大学だと人間関係に偏りがでる。
3 給料がやすい
対して市中病院のメリットは
1 手技が多い
2 給料が高い。
3 研修医に一体感がでて、戦友感がでる。
デメリットは
1 診療科が限られてる。
2 後期研修で大学病院に戻る人は、すこしめんどくさい。
3 マッチングの対策など六年生のときに、結構時間をとられる。
それぞれいいところ悪いところありますが、初期研修はたった2年なので、チャレンジしてもいいとおもいます。
たとえば沖縄とか自分の知らない土地に行ってもいいし、レベルの高い研修医が集まるようなブランド病院にいってもいいし
自分が行こうと思ってる科が研修病院にないといったような凡ミスをさければどこでもいいとおもいます。
自分はいわゆる市中のハイパー病院で初期研修をして、100日以上連勤したり、年間200日くらいオンコール対応もしました。
それがよかったかどうかはわかりませんが、そういった経験がいまに役立っていることは間違いないです。
またいまでも初期研修の時の同期とは定期的に会ってるし、思い出話がとぎれることはありません。
いずれにしても、たった二年間なので後悔のないようにチャレンジしていくのがいいとおもいます。