昨今、働き方改革が世間でいわれているなか、医者の働き方についてご紹介します。

働き方改革では、医師に関しては残業は1860時間みとめられるとの話がありますが、単純に1860時間を12か月で割っても、月に155時間の残業がみとめられることになります。

そもそも多くの医師は当直があるときも、その前後に通常勤務をしていることが多いです

例えば月曜日8時出勤→そのまま当直で病院に泊まる→火曜日の8時に退勤といったような勤務は珍しくありません。このケースでは36時間連続勤務していることになります。特に代休がとれることもなく、そのまま勤務を続けていきます。

もちろん当直で寝れることもありますが、そこは運次第なため、寝れないこともあります。寝れるにせよ、夜電話対応のため起きて対応したり決して快適とはいえない当直室では、体力が回復しきれないことが多いです。

医師みんなの善意で今の制度はなりたっている部分が多いと思います。もちろん、病気になる人は、24時間365日いるわけなので仕方ない部分は多いとはおもいます。

ただ、近年の世の中の流れや若者の考え方からして今の制度を続けていくことは難しいとおもいます。

患者さんがいる限り当直制度をなくすことは基本的にはできないので、これからは当直後は休みにするなど、通常のほかの職種の夜勤と同じ扱いにしていくことになるとおもいます。

ただ医師の数は限られているので、どうしたらいいのか。
日本は病院の数が、世界でも多いので病院の数を減らしていくほかないとおもいます。

あとは都心では専門的治療を必要とする病院を集約化していくことにより、一般病院の当直医の数をへらし、専門的な治療が必要な患者はきめられた病院に集約化していくことなどが考えられます。

またいまは医局の力がよわくなっているため、今後はフリーの医師がふえていくことが予想されます。

そういったフリーの医師に当直をまかなってもらい一般病院の常勤医師の負担をへらしていくことなどが考えられます。

今は、医師のなかでも働き方改革は浸透しきってはいませんが、すこしづつ浸透していく可能性は高いとおもいます。

それにともない、病院数が減少することは考えられます。

またフリーの医師がふえ、バイトの単価自体がさがっていくことも考えられます。

今後どのように医師としてふるまっていくかは、よく考える必要がありますね。